【合法錬金術】サラリーマンでも月30万円の不労所得を狙える!エンジョイ経理編集長が語る「右肩上がり高配当株投資」の実践戦略

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投資・金融教育

【合法錬金術】
サラリーマンでも月30万円の不労所得を狙える!
エンジョイ経理編集長が語る
「右肩上がり高配当株投資」の実践戦略

この記事の概要

  • 右肩上がりの高配当株を狙うための「3つの買いポイント」
  • 数値に基づく「機械的な売り基準」で迷わない投資判断
  • 徹底的な分散投資でリスクを下げ、安定的にキャッシュフローを獲得
  • 経理・財務の知見を活かし、サラリーマン時代から実践してきた私の配当戦略

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はじめに

皆さん、こんにちは。私は「エンジョイ経理編集長」です。サラリーマンとして働くかたわら、高配当株投資に長年取り組んできました。仕事柄、日頃から企業の財務諸表やキャッシュフローを扱ってきたので、「実際に自分も投資でキャッシュフローを生み出すにはどうすればいいのか」と考え続けてきたのです。

特に近年は、投資ブームの盛り上がりを背景に、「高配当株投資」に関心を持つサラリーマンの方が急増しています。とはいえ、「いきなり何から学べばいいか分からない」「高配当って言われても、減配リスクは? 業績が悪化したら大丈夫?」と不安を抱えている方も多いはず。

本記事では、**私がサラリーマン時代から実践し、今なお継続している「高配当株投資の3ステップ戦略」**を中心にお話しします。

  • Step1:右肩上がり高配当株の「3つの買いポイント」
  • Step2:数値に基づく「機械的な売り基準」
  • Step3:徹底的な分散投資でリスクを低減

これらを守りながら投資を続けることで、私はサラリーマンとしての本業以外に安定的なキャッシュフローを生み出すことに成功しました。月30万円の不労所得を得られるようになるまでのプロセスは、決して一夜にして成し遂げたものではありません。しかし、同じように兼業投資家として頑張る方々には、ぜひ再現していただきたい内容です。

「詳しい理屈や数字は苦手…」という方でも大丈夫。なるべく噛み砕いて解説していきますので、ぜひ投資のヒントにしてみてください。


1. 右肩上がり高配当株の「3つの買いポイント」

高配当株投資は、インカムゲイン(配当収入)を狙うスタイルとしては非常に有名です。しかし、「ただ配当利回りが高い銘柄を無作為に買う」のは、正直危険。減配や無配リスク、もしくは株価下落に巻き込まれる可能性があります。

そこで私が重視しているのは、「右肩上がり」の銘柄を厳選すること。以下、私が設定した買い基準「3つのポイント」を解説しましょう。

1-1. 配当利回りが4%以上

「高配当株」の定義には諸説ありますが、私の中では配当利回りが4%以上を目安としています。これは、「配当である程度まとまった額を手にしたい」「投資家が株式に求めるリターンの半分以上は配当で得たい」という考えがあったからです。

なぜ4%以上にこだわるのか

  • 3%台だとやや物足りない
    日本株全体の平均利回りが2%前後といわれる中、3%では「やや高い」程度。せっかく高配当株を目指すなら4%以上を目指して銘柄を絞った方がインカムゲインを得やすいと判断しました。
  • 不労所得の目安にしやすい
    たとえば、資産1,000万円を4%で運用できれば、年間40万円=月3万3,000円ほどの配当収入を期待できます。サラリーマンの給与にプラスαの安定収入が得られれば、かなり心強いと感じませんか?

ただし、利回りが高い理由が「株価暴落」や「業績悪化」だった場合もあるので、安易に飛びつくのは禁物。次に述べる指標も必ずあわせてチェックします。

1-2. 売上・利益が右肩上がり

配当を出す原資は、企業が稼ぐ「利益」です。業績が悪化している企業が一時的に内部留保を取り崩して配当を出すこともありますが、それは長続きしません。よって、最低3年、可能であれば5年〜10年分の売上高・利益推移を確認し、右肩上がりを描いているかをチェックします。

  • 売上高が緩やかでもいいので増加傾向
    業界や景気に左右されながらも、トータルで見ると成長している企業は、安定してキャッシュを生み出しやすい。
  • 営業利益、経常利益が黒字続き
    一時的な特損や不祥事が原因で赤字転落していないかどうか。

会社四季報や証券会社サイトの「業績」タブを活用すれば、5〜10年のデータを一目で確認できるケースが多いです。「過去を見ても仕方ない」と思われるかもしれませんが、「過去の実績が未来を完全に保証するわけではない」一方、「過去に安定的に稼げていた企業が急に配当を止めるリスクはやや低い」と判断できます。

1-3. 増配傾向(配当に前向きな姿勢)

株主還元に積極的な企業は、**毎年少しずつでも配当を増やす「増配」**を続ける傾向にあります。増配銘柄であれば、長期保有していると「保有株数は同じなのに、受け取れる配当金が年々増えていく」可能性も。

  • 過去数年で減配せず、横ばい〜増配を継続
  • 株主還元方針が明示されている(中期経営計画に載っているなど)

外国人投資家の保有比率が高い企業などは、海外基準の「株主還元圧力」が強いため、比較的増配に積極的だと言われます。もちろん、最終的には実際の業績・配当方針をIR資料などで確認するのがベストです。


2. 数値に基づく「機械的な売り」基準

「高配当株は買ったら放置でOK」という声もありますが、私は場合によっては売却も検討するスタンスをとっています。なぜなら、業績悪化や配当政策の転換が起きる場合もあるからです。

買いの基準だけではなく、「こうなったら売る」と明確なルールを定めておくことで、余計な迷いを減らし、大きな損失を回避しやすくなります。以下、私が機械的に設定している売りのポイントをご紹介します。

2-1. 利回りの低下で売却を検討

「高配当株として買ったはずなのに、株価上昇で利回りが下がってきた」というケースがあります。私は、配当利回りが2.5%前後まで下がったら、一旦は売却を検討します。

  • 買ったときは4%以上だったのに、株価の上昇で2.5%に
    → “高配当”とはいえなくなる数字。価格上昇による含み益が大きい状態なので、ここで利益確定し、また新たな高配当銘柄に乗り換えるのも一手。

もちろん、業績拡大でさらなる株価上昇が見込める場合は、しばらくホールドし続けることもあります。最終的な判断は銘柄ごとに異なるとはいえ、ひとまず「高配当狙い」という目的から外れたら売却候補にする、というのは合理的な考え方です。

2-2. 「買いのシナリオ崩れ」で即売却

先ほどの買いポイント3つ(配当利回り4%以上、売上&利益右肩上がり、増配傾向)を満たす銘柄を厳選したはずでも、時とともに状況が変わる可能性はあります。

  • 減配になり、配当利回りが2~3%台まで急落
  • 連続増配がストップし、2期連続で配当が減った
  • 大幅赤字や不祥事などで業績が急激に悪化

こうした「買いシナリオが崩れた」サインが2つ以上当てはまるようなら、私は早めの撤退を推奨しています。特に減配・無配のリスクが高まると、株価まで一気に下がるケースが多いです。ダメージが大きくならないうちに手放すことで、資金をほかの銘柄に回しましょう。


3. 徹底的な分散投資でリスクを低減

「個別株で高配当を狙う」というのは魅力的な半面、銘柄選びを間違えると痛手を被りやすいという難点があります。そこで重要なのが分散投資。以下、私が特に意識している分散のポイントを整理します。

3-1. セクター分散

日本株の高配当銘柄は、商社・銀行・保険・通信・電力・不動産など、“わりと限られたセクター”に集中している印象があります。業界ごとの景気変動や政策リスクが異なるので、偏りを防ぐためにも、複数セクターにまたがって投資を行うのが望ましいです。

3-2. 地域分散

私はサラリーマン時代から一部を海外株式や海外ETF(米国の高配当ETFなど)にも振り向けるようにしました。円高・円安の影響はあるものの、国内景気が落ち込んだときでも海外の好調な企業から配当を得られれば、リスクが分散されます。

3-3. 銘柄数の目安

あまりに多くの銘柄を持ちすぎると管理が大変なので、私は10銘柄~20銘柄程度を目処にしています。少なすぎると一極集中になりリスクが高まるし、多すぎると決算チェックに時間を取られてしまう。兼業投資家として本業を疎かにしないためにも、自分がきちんと追いかけられる範囲に留めるのがコツです。


4. 私がサラリーマン時代に築いた「配当戦略」の具体例

4-1. 投資資金の捻出と優先度

まず大前提として、「生活防衛資金」を確保することは必須です。家計の資金繰りが苦しいのに無理矢理投資をしても、急な出費が重なったときに底値で株を売らざるを得なくなります。私は6ヶ月分の生活費を普通預金としてプールし、それ以外の余裕資金で株式投資を始めました。

  • 月々の給与から:一定額を自動的に証券口座へ移す
  • ボーナスが出たとき:一部を新規投資、または追加購入に回す
  • NISA口座の活用:配当金や売却益が非課税になる枠を優先利用

4-2. 銘柄調査の流れ

  1. スクリーニングツールで配当利回り4%以上の銘柄を抽出
  2. 企業ごとの売上&利益推移、配当履歴をざっとチェック(SBI証券や楽天証券の「業績」タブ、会社四季報、IRバンクなど)
  3. 配当性向が高すぎないか確認(50%を超えたあたりから注意)
  4. セクター別に持ちすぎていないか?(商社ばかり…銀行ばかり…の偏りを防ぐ)
  5. ニュースや決算短信を読んで「減配リスク」や「大きな不祥事」がないかチェック

上記を経て、5~10銘柄候補をピックアップし、その中から2~3銘柄に投資していくという形で運用を始めるのが、私の定番でした。そこまで大がかりな分析をしなくても、ある程度のルール化でスピーディに判断できるのです。

4-3. 売買シミュレーションの一例

  • 購入時:配当利回り4.2%のA銘柄を1,000株
  • 半年後:株価が20%上昇し、配当利回りは3.2%まで低下
    • ここで「まだまだ業績が伸びそう」と判断すればホールド
    • 「もう高配当とはいえない利回りだし、業績も安定的に伸びるか分からない」と判断すれば売却し、キャピタルゲイン(値上がり益)を確保→新たな高配当銘柄に乗り換え
  • さらに半年後:もしA銘柄が減配発表となった場合は、即売却し、資金を引き揚げる

私が日頃心掛けているのは、感情的にならないということ。「まだ上がるかもしれないし…」「配当下がるけど、いつか復活するかも…」という期待だけで銘柄を持ち続けると、ズルズル損失が拡大するケースもあります。機械的な基準を設けることで、決断ミスを防ぐ狙いがあるのです。


5. 高配当株投資を続けるメリット・デメリット

5-1. メリット

  1. 定期的に現金収入が得られる
    株式投資のリターンは値上がり益(キャピタルゲイン)だけではありません。配当金という形で定期的に現金収入が入るのは、精神的にも大きな安心となります。
  2. 「副業」になりにくい
    配当金は、不労所得として扱われるため副業禁止規定に抵触しない場合がほとんど。サラリーマンでも気軽にスタートできます。
  3. 含み損時も配当がある限り耐えやすい
    株価が下がっても、配当が出続けるなら保有を続けられる精神力を持ちやすい。将来的に株価が回復するシナリオが見えれば、慌てて損切りしなくて済む場合もあります。

5-2. デメリット

  1. 減配リスクがある
    高配当を支えられなくなれば、配当が下がる、あるいはゼロになる可能性も。
  2. 大化け株は狙いにくい
    成長力が高い会社=配当より事業拡大にお金を使う会社が多いため、急上昇の利益を得にくい。
  3. 業績チェックの手間がかかる
    個別株投資には最低限の情報収集が必須。分散して持つほど確認すべき銘柄が増える。

6. サラリーマンが高配当株投資を「楽しむ」ためのコツ

6-1. 毎月の配当計画を作る

上場企業の配当金は、多くの場合年2回や年4回に分けて支払われます。銘柄によって支払月が異なるので、複数銘柄を組み合わせれば、毎月いずれかの企業から配当金が入るという受け取りスケジュールが作れます。これを「配当カレンダー」としてエクセルやアプリで管理すると、モチベーションが上がります。

6-2. 再投資のサイクルを回す

配当金を一度受け取ったら、それを生活費に回すだけでなく、さらに別の高配当銘柄やインデックス投資に回すと「複利効果」が期待できます。サラリーマンの給与があるうちに「再投資」を続けることで、数年後には配当収入が想像以上に育つことがあるのです。

6-3. 決算短信やIR資料を「面白がる」

経理・財務の知識があると、企業の決算書を読み解くことが楽しみに変わります。サラリーマンの方でも、簡単な指標(売上高、営業利益率、配当性向など)に注目するだけならハードルは高くありません。「この企業はこんな新規事業に進出するのか」「株主還元を強化すると宣言している」など、ニュースを拾うクセをつけると、投資の視野が広がります。


7. まとめ:私が目指す「右肩上がり高配当投資」のゴール

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。最後に、本記事のポイントを簡単におさらいしておきましょう。

  1. 右肩上がりの高配当株を買うための3ポイント
    • 配当利回り4%以上
    • 売上・利益が右肩上がり
    • 増配傾向の企業を狙う
  2. 数値に基づく機械的な売り基準
    • 利回りが2.5%前後まで低下したら、利益確定を検討
    • 買いシナリオ(業績・配当方針)が崩れたら即売却
  3. 徹底的な分散投資
    • セクター分散、地域分散
    • 銘柄数は10~20銘柄前後を目安に
    • 総資産全てを個別株に突っ込まない(生活防衛資金の確保+NISAなども活用)

サラリーマンでも月々の安定収入を目指せる

私は経理・財務の仕事をしていたこともあり、数字を眺めるのが性分に合っていましたが、投資の知識が最初からあったわけではありません。最初は数万円、数十万円からの投資スタートでしたが、コツコツ積み上げた結果、配当収入が毎年増えていく喜びを知りました。

高配当株投資は、大きなキャピタルゲインを狙う手法ではありません。しかし、サラリーマンとしての本業収入にプラスして、毎年の配当金というサブの収入源を育てられるのは非常に大きなメリットです。毎年のように少しずつ配当が増える銘柄を抱えていると、将来の生活設計が明るくなるのを実感できるでしょう。

もちろん、市場環境や企業の業績は常に変動しますので、「絶対に失敗しない」という投資法は存在しません。それでも、今回ご紹介したような買い基準・売り基準・分散投資の3つをしっかり守るだけで、リスクをある程度コントロールしつつ、安定したインカムゲインを得る可能性を高められます。


【あとがき】

私がこの「右肩上がり高配当株投資」を始めたのは、サラリーマンとして働いていた頃に「給与以外の収入源を得たい」「経理や財務で学んだ数字感覚を自分の資産形成に活かしたい」と強く思ったのがきっかけでした。実際、企業の決算資料や数値を読む能力は個人投資にも大いに役立ちます。

しかし、投資の世界は奥が深く、新たな学びや予期せぬ相場変動が日々のように起こります。慣れないうちは“完璧”を求めすぎると疲れてしまいます。ぜひ今回の3ステップを参考に、**「ルールを定める → 守る → 分散する」**というサイクルを回してみてください。少額からでも始められ、毎年の配当金が実際に振り込まれるたびにモチベーションを高められるはずです。

私自身も、今なおこの投資手法をブラッシュアップしながら継続しています。「投資のゴール」は人それぞれですが、もし「毎月安定的に配当収入を得て、本業の給与だけに頼らずに生活の選択肢を広げたい」と考えているなら、右肩上がり高配当株投資は有力な選択肢となるでしょう。

一人でも多くのサラリーマン投資家が、高配当株で着実に資産を増やし、不労所得の恩恵を実感できるよう願っています。みなさんも、ぜひ一歩を踏み出してみてください!


【まとめ】

  • 右肩上がり高配当株を選ぶ:「配当利回り4%以上」「売上・利益の安定成長」「増配傾向」
  • 機械的な売り:利回り低下(2.5%前後)や買いシナリオ崩れで決断
  • 分散投資:セクター・地域の分散、銘柄数のコントロールでリスク低減
  • 生活防衛資金の確保&NISA口座などの活用で効率アップ

これらを着実に実行していくことで、サラリーマンでも月々の給与プラス安定配当という心強い収入源を手に入れられる可能性が高まります。焦らず、着実に、そして時には大胆に。ぜひあなたも「エンジョイ経理編集長式・右肩上がり高配当株投資」にチャレンジしてみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

投資は自己責任とはいえ、しっかり勉強してルールを守れば、決してギャンブルではありません。あなたが「配当金で生活をちょっと豊かにする」第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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