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【Excel初心者向け】エクセルの基本操作+関数&ショートカット完全マニュアル

【Excel初心者向け】
エクセルの
基本操作+関数&ショートカット
完全マニュアル


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  1. はじめに
  2. 第1章:Excelの画面構成と主要な機能領域
    1. 1-1:リボンとタブ
    2. 1-2:数式バーとステータスバー
    3. 1-3:クイックアクセスツールバー
  3. 第2章:セル・シート・ブックの概念
    1. 2-1:セルの住所と列・行の役割
    2. 2-2:複数シートによる管理とブック全体の構造
  4. 第3章:Excelに入力できるデータの種類
    1. 3-1:文字列データ
    2. 3-2:数値データ
    3. 3-3:数式(四則演算など)
  5. 第4章:書式設定とレイアウト
    1. 4-1:セル内の文字装飾
    2. 4-2:罫線・セル背景色・フォントの色
    3. 4-3:セル結合・列幅と行の高さの調整
    4. 4-4:改行テクニック(Alt+Enter)
  6. 第5章:よく使う基本関数
    1. 5-1:SUM関数
    2. 5-2:AVERAGE関数
    3. 5-3:MAX関数・MIN関数
    4. 5-4:COUNT関数・COUNTA関数
  7. 第6章:エラー表示と対処方法
    1. 6-1:#DIV/0!
    2. 6-2:#NAME?
    3. 6-3:#VALUE!
  8. 第7章:作業効率を上げるショートカットキー
    1. 7-1:コピー・ペースト・切り取り
    2. 7-2:セル内容の編集(F2)
    3. 7-3:上書き保存(Ctrl+S)と名前を付けて保存(F12)
  9. 第8章:表作成のポイントと便利機能
    1. 8-1:見出しを配置するときのセル結合
    2. 8-2:行挿入・列挿入・削除
    3. 8-3:条件付き書式の基礎
    4. 8-4:フィルター機能でデータ抽出
  10. 第9章:データ管理とトラブル回避
    1. 9-1:ファイルサイズと互換性
    2. 9-2:バックアップと保存形態
  11. 第10章:実務に沿った活用例
    1. 10-1:経理・会計処理
    2. 10-2:売上集計と顧客管理
    3. 10-3:プロジェクト管理
  12. 第11章:追加のショートカット集
    1. 11-1:元に戻す・やり直し
    2. 11-2:セルの書式設定画面を呼び出す(Ctrl+1)
    3. 11-3:フィルターのオン/オフ(Ctrl+Shift+L)
  13. 第12章:業務に役立つ設定と注意点
    1. 12-1:セルロックとシート保護
    2. 12-2:入力規則(ドロップダウンや数値限定など)
    3. 12-3:OneDriveとの連携と自動保存
  14. 第13章:さらなるExcel熟達のために
    1. 13-1:ピボットテーブルによる高度な集計
    2. 13-2:グラフやチャートの活用
    3. 13-3:応用的な関数の入り口
  15. 第14章:まとめ
  16. 免責事項
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はじめに

Excelは、企業のさまざまな業務において不可欠な表計算ソフトウェアである。財務・経理、営業事務、総務、マーケティングなど、幅広い業種・部門で日常的に活用されており、使いこなせるかどうかで生産性に大きな差が生じることが少なくない。
本記事では、これからExcelを学ぶ人や、あらためて基礎を学び直したい人に向け、画面構成・データ入力・書式設定・関数・エラー対処・ショートカットなどの要点を章立てで整理する。表作成をスムーズにしたり、セルに効率よく入力したり、業務に直結するさまざまなケースに応用できるよう、多角的に解説していく。


第1章:Excelの画面構成と主要な機能領域

1-1:リボンとタブ

Excelを立ち上げると、上部に「ホーム」「挿入」「ページ レイアウト」「数式」「データ」などのタブが並んでいる。これらをまとめて“リボン”と呼ぶ。

1-2:数式バーとステータスバー

1-3:クイックアクセスツールバー


第2章:セル・シート・ブックの概念

2-1:セルの住所と列・行の役割

Excelでは、画面上部にA・B・C…と表示されている部分を「列(Column)」、左側に1・2・3…と表示されている部分を「行(Row)」と呼ぶ。

2-2:複数シートによる管理とブック全体の構造

Excelファイルは「ブック(Workbook)」であり、そのブックの下部には「Sheet1」「Sheet2」のようなタブが並んでいる。


第3章:Excelに入力できるデータの種類

3-1:文字列データ

セルにアルファベットや日本語などの文字情報を入力すると、基本的にセル内は左寄せになる。

3-2:数値データ

数値を入力すると、セルの内容は初期設定で右寄せになる。

3-3:数式(四則演算など)

数式は**半角イコール(=)**で始める。続けてセル参照を組み合わせ、演算子(+ – * /)を使って数値やセル同士を計算できる。


第4章:書式設定とレイアウト

4-1:セル内の文字装飾

ホームタブの「フォント」グループには、太字・斜体・下線などを指定するボタンがある。

4-2:罫線・セル背景色・フォントの色

4-3:セル結合・列幅と行の高さの調整

4-4:改行テクニック(Alt+Enter)


第5章:よく使う基本関数

5-1:SUM関数

範囲内の合計を求める最も基本的な関数。

=SUM(セル範囲)

5-2:AVERAGE関数

平均値を求める関数。

=AVERAGE(セル範囲)

5-3:MAX関数・MIN関数

=MAX(範囲)
=MIN(範囲)

5-4:COUNT関数・COUNTA関数

=COUNT(範囲)
=COUNTA(範囲)

第6章:エラー表示と対処方法

6-1:#DIV/0!

0で割り算した場合に発生する。

6-2:#NAME?

存在しない関数名やセル参照のスペルが間違っているときに出る。

6-3:#VALUE!

数値を期待している計算式に文字列など数値以外が混在した場合に発生。


第7章:作業効率を上げるショートカットキー

7-1:コピー・ペースト・切り取り

7-2:セル内容の編集(F2)

7-3:上書き保存(Ctrl+S)と名前を付けて保存(F12)


第8章:表作成のポイントと便利機能

8-1:見出しを配置するときのセル結合

表のタイトルや大見出しを画面中央に大きく表示したいとき、複数の列をまとめて結合し、さらに中央揃えを使うとレイアウトがきれいに整う。

8-2:行挿入・列挿入・削除

8-3:条件付き書式の基礎

「ホーム」タブの「条件付き書式」を使うと、セルの値によって自動的に色付けやアイコン表示などを変化させられる。

8-4:フィルター機能でデータ抽出

「データ」タブの「フィルター」をクリックすると、列見出しに▼マークが付き、特定の条件でデータを絞り込み可能。


第9章:データ管理とトラブル回避

9-1:ファイルサイズと互換性

画像を貼り付けすぎたり、不必要に数百列や数万行まで書式を指定したりすると、Excelファイルが大きくなり過ぎて動作が重くなりやすい。

9-2:バックアップと保存形態

万一の破損や誤操作に備え、別名保存やクラウド保存を活用することが多い。


第10章:実務に沿った活用例

10-1:経理・会計処理

経理部門でよく用いられる例として、仕訳入力の管理や月次集計表の作成などがあげられる。

10-2:売上集計と顧客管理

営業部門やマーケティング部門では、顧客ごとの売上金額や購買履歴をExcelでリスト化することがある。

10-3:プロジェクト管理

タスクごとに担当者や期限、進捗状況をリスト化し、条件付き書式などを組み合わせて進捗を“見える化”する。


第11章:追加のショートカット集

11-1:元に戻す・やり直し

11-2:セルの書式設定画面を呼び出す(Ctrl+1)

11-3:フィルターのオン/オフ(Ctrl+Shift+L)


第12章:業務に役立つ設定と注意点

12-1:セルロックとシート保護

複数メンバーでファイルを共有する際、重要なセルを勝手に変更されては困るという場面がある。

12-2:入力規則(ドロップダウンや数値限定など)

12-3:OneDriveとの連携と自動保存

最新バージョンのExcelをクラウド上のOneDriveに保存しておくと、自動保存機能が利用できるケースが多い。


第13章:さらなるExcel熟達のために

13-1:ピボットテーブルによる高度な集計

多量のデータを集計・分析する代表的な機能がピボットテーブル。

13-2:グラフやチャートの活用

棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど、複数のチャート機能がExcelには標準搭載されている。

13-3:応用的な関数の入り口

基礎関数に慣れたら、IFやVLOOKUP、SUMIF、COUNTIF、INDEX+MATCH、さらにはIFERRORなどを学ぶと、実務の幅が大きく広がる。


第14章:まとめ

Excelは、表形式のデータ管理から複雑な数値計算、さらにはグラフ化まで幅広い用途に対応できる実用的なソフトウェアである。基本的な要素(セル、シート、ブック)を理解し、文字列と数値を正確に区別して入力・編集し、必要に応じた書式設定や関数を組み合わせることで、さまざまなケースに応じた表や分析資料が素早く作成可能になる。

特に、SUM・AVERAGEなどの基本的な関数や、よく使うショートカットキー(Ctrl+C、Ctrl+V、F2編集など)を押さえておくと、作業効率は飛躍的に向上しやすい。エラー表示の原因を把握し、トラブルに対処できる知識を備えておくと、書類作成や報告書作成の場面で煩雑になりにくい。

さらに、書式設定で見やすいレイアウトを実現すれば、上司やクライアントにとって理解しやすい資料が作れる。条件付き書式やフィルター機能などを使いこなすと、ある程度のデータベースのように活用でき、検索や抽出、分析を円滑に進められるだろう。

業務内容に合わせてシート構成を決めたり、応用的な関数で自動化を進めたりしていくことで、多種多様なシーンにExcelが対応してくれる。今後さらに上達を目指したい場合は、ピボットテーブルやマクロ/VBAなどに踏み込むのも選択肢の一つと言える。


免責事項

本記事は、一般的なExcelの使用方法や操作手順を広くまとめたものであり、すべての環境やバージョンでの動作を保証するものではない。利用者の個々の作業環境やExcelバージョン、カスタマイズ状況などによって、紹介した操作や表示が異なる場合がある。記事の内容を参考にした結果生じたいかなる損害やトラブルについても責任を負わない。必要に応じて正規のマニュアルや公式サポートなどを確認し、自己責任で設定や操作を行っていただきたい。


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