
【金利のある世界】
2025年2月の預金金利ランキング
【ネット銀行編】
普通預金・定期預金
「2025年2月 預金 金利 ランキング ネット銀行編」に関心をお持ちの方は、少しでも高金利の銀行を選んでお得に資産を増やしたいと考えていることでしょう。本記事では、2025年2月時点で話題となっているネット銀行の普通預金や定期預金の金利を徹底比較し、さらに銀行選びのポイントや注意点をまとめています。ぜひ最後までご覧いただき、ご自身に合った銀行・預金プランを見つけてください。
【結論・ポイント先出し】
- 普通預金では0.6%を上限とする高金利が登場:給与受取口座の設定など一定の条件を満たすだけで、0.5%前後の高金利を享受できるネット銀行が増えています。
- 1年定期預金の金利は1.0~1.3%前後が目立つ:SBJ銀行など、一部の銀行が1.3%の破格なキャンペーンを実施中です。
- 3カ月定期で年3.0%の特別金利も:イオン銀行や大和ネクスト銀行など、一部のネット銀行では短期の定期預金で破格の金利を提供しています。
- 銀行ごとに条件や上限額が異なるので注意:優遇金利には、給与受取設定・投資信託の保有・月額有料サービス加入など、銀行独自の条件があるため、使い勝手をしっかり確認しましょう。
- 複数銀行を組み合わせるのも賢い手段:普通預金で高金利が狙える銀行と、定期預金でキャンペーン金利がある銀行を分けて利用することで、さらに利回りを高めることが可能です。
- 給与・年金受取口座に指定
- 資産運用商品を300万円以上保有+NISA 2つ達成
- 誰でも無条件で年利0.5%
- スマホで口座開設が完結
- 振込手数料無料サービス(SBI証券など提携先への振込)
- auまとめて金利優遇:年利0.41%(3月1日からの改定後)
- auマネ活プラン金利優遇:上乗せ0.1%
- 預入上限100万円までは無条件で年利0.4%
- 100万円を超えた金額に対しては金利が下がる可能性あり
- 月額600円の「プレミアム会員サービス」に加入
- ATM手数料・振込手数料の無料回数増
- デビット決済のキャッシュバック特典
- 上限金額なし
- VISAデビット最大1%還元
- ゆうちょATMの出金手数料無料(回数無制限)
- 他行宛振込手数料が最大月9回無料
- 2025年3月3日から普通預金金利を一部引き上げ予定
- SBI証券との口座連携で「ダイヤモンドステージ」を獲得
- ダイヤモンドステージになると年利0.4%
- 無条件で年利0.31%
- 証券口座との連携サービスも充実
- 誰でも無条件で年利0.3%
- スマホ完結で口座開設が可能
- キャンペーン期間中は他行宛振込やコンビニATM利用が無料になる回数が増加
- マネーブリッジ(楽天証券との連携)を設定
- 2025年3月1日から最大で年利0.28%(300万円超の部分は年利0.22%)
- 楽天カードの引き落とし口座設定などで、さらに優遇が適用
- 「スポーツ選手応援定期預金2025」
- 申込期間:〜4月30日まで
- 募集総額:1000億円
- 「冬の特別金利キャンペーン」
- 新規・既存問わず:1.0%
- 2025年2月28日まで
- 新規口座開設者向け:1.0%
- 既存ユーザー:0.85%
- 新規口座開設者:1.0%
- 既存ユーザー:0.8%
- 新規限定:0.885%
- 既存ユーザー:0.8%
- 大きなキャンペーンは実施していない
- 外貨預金や各種サービスとの組み合わせで利便性が高い
- ネットバンクサービス含む
- 地域密着型だがインターネット支店を通じて高金利プランに申込可能
- 「アプリ誕生記念第2弾キャンペーン」
- 新規資金100万円以上の預け入れ
- 募集総額は200億円、2025年2月28日まで
- 1カ月もの定期預金
- 新規口座開設&イオン銀行Myステージの条件達成
- 期間限定キャンペーン
- 3カ月定期
- 大和ネクスト証券と同時に口座を開設
- 口座開設日から90日間限定
- 最低預け入れ額:10万円、上限100万円
- キャンペーン終了:2025年3月31日まで
- 3カ月定期
- 特別金利キャンペーン
- 3カ月〜6カ月定期
- 3カ月〜6カ月定期
- 3カ月〜6カ月定期
- 期間中に資金を追加で預けられるタイプのプランあり
- 3カ月〜6カ月の短期定期
- キャンペーン実施中
- 6カ月もの定期
2025年2月の普通預金金利ランキング
ネット銀行の魅力は、やはり「高めの普通預金金利」です。店頭型銀行に比べて運営コストが低いため、一般的には金利を高く設定できる傾向があります。ここでは2025年2月時点での普通預金金利をランキング形式でご紹介します。
1. 東京スター銀行:最大年利0.6%
東京スター銀行では、「給与受取口座」あるいは「資産運用商品の保有」など、特定の条件を満たすと最大で年利0.6%の普通預金金利が適用されます。既存ユーザー向けの条件例は以下のとおりです。
- 給与・年金受取口座に指定
- 資産運用商品を300万円以上保有+NISA 2つ達成 ※
条件を2つとも満たさなくても、1つだけでも年利0.4%になるなど、段階的に金利がアップするのが特徴です。
2. 島根銀行(スマホ支店「しまホ」):年利0.5%
島根銀行が運営するスマホ支店「しまホ」では、誰でも無条件で年利0.5%の普通預金金利が設定されています。
- スマホで口座開設が完結
- 振込手数料無料サービス(SBI証券など提携先への振込)
- コンビニATMの入出金無料
使い勝手の良さと高金利が両立しており、非常に注目度が高いネット銀行です。
3. au自分銀行:最大年利0.51%
au自分銀行では、「auまとめて金利優遇」+「auマネ活プラン金利優遇」の両方を適用すると、なんと年利0.51%の普通預金金利が適用されます。
- auまとめて金利優遇:年利0.41%(3月1日からの改定後)
- auマネ活プラン金利優遇:上乗せ0.1%
どちらか一方だけでも優遇金利を受けられるため、auサービスをよく利用する方は要チェックです。
4. Habitto:年利0.4%(上限100万円)
Habittoは、預入上限100万円までは無条件で年利0.4%が適用されます。100万円を超えた金額に対しては金利が下がる可能性があるため、主に生活費の置き場・短期の貯蓄として活用するとよいでしょう。
5. みんなの銀行:年利0.4%(要プレミアム会員)
みんなの銀行では、月額600円の「プレミアム会員サービス」に加入すると、普通預金が年利0.4%となります。主な特徴は以下です。
- ATM手数料・振込手数料の無料回数増
- デビット決済のキャッシュバック特典
プレミアム会員としての恩恵は多岐にわたるため、ATMや振込を頻繁に使う人、あるいはキャッシュバックでお得を狙う方におすすめです。
6. あおぞら銀行:年利0.35%(上限なし)
あおぞら銀行の普通預金金利は年利0.35%で、上限金額がありません。幅広い預け入れに対応できます。その他の特徴としては、
- VISAデビット最大1%還元
- ゆうちょATMの出金手数料無料(回数無制限)
- 他行宛振込手数料が最大月9回無料
さらに定期預金(3カ月)では年利1.5%のキャンペーンも行っています。
7. SBI新生銀行:最大年利0.4%(ダイヤモンドステージ)
SBI新生銀行は、2025年3月3日から普通預金金利を一部引き上げ予定です。
- 条件:SBI証券との口座連携で「ダイヤモンドステージ」を獲得
- ダイヤモンドステージになると、普通預金が年利0.4%
SBI証券を利用している投資家にとっては、手軽に普通預金金利を底上げできる魅力的な選択肢です。
8. 松井バンク:年利0.31%(無条件)
松井証券グループの「松井バンク」では、無条件で年利0.31%の普通預金金利を提供しています。証券口座との連携サービスも充実しており、投資資金を管理しながら利息も狙いたい投資家には魅力的です。
9. DanDanBank:年利0.3%(無条件)
山陰合同銀行のスマホ支店「DanDanBank」は、誰でも無条件で年利0.3%の普通預金金利を提供しています。特筆すべきは、
- スマホ完結で口座開設が可能
- キャンペーン期間中は他行宛振込やコンビニATM利用が無料になる回数が増加
山陰地方にお住まいの方でなくとも利用できますので、選択肢のひとつとしておすすめです。
10. 楽天銀行:年利0.28%(マネーブリッジ登録等)
楽天銀行では、マネーブリッジ(楽天証券との連携)を設定することで優遇金利を獲得できます。2025年3月1日からは最大で年利0.28%(300万円超の部分は年利0.22%)に引き上げられました。
- 条件:楽天銀行+楽天証券のマネーブリッジ設定
- 楽天カードの引き落とし口座設定などで、さらに優遇が適用
楽天グループのサービス(楽天市場、楽天カード等)をよく利用される方には特に利便性が高いです。
2025年2月の1年定期預金金利ランキング
次に、1年定期預金の金利ランキングを見ていきましょう。最近は、1.0%超の定期預金キャンペーンを実施するネット銀行が増えています。
1. SBJ銀行:1.0〜1.3%キャンペーン
SBJ銀行の「スポーツ選手応援定期預金2025」では、年利1.0〜1.3%もの高金利を提供中です。
- 申込期間:〜4月30日まで
- 募集総額:1000億円
締め切り前に募集総額に達すると受付終了となる可能性があるため、興味があればお早めにチェックしましょう。
2. au自分銀行:年利1.0%(冬の特別金利)
au自分銀行では、2025年2月28日までの「冬の特別金利キャンペーン」を実施中です。
- 新規・既存問わず:1.0%
- 一定の預入上限(キャンペーンにより異なる)
キャンペーン終了後の金利も比較的高めに設定されているため、長期的に使っていきたい方におすすめです。
3. オリックス銀行:新規1.0%、既存0.85%
オリックス銀行では、新規口座開設者向けに1.0%の1年定期預金を提供しています。既存ユーザーの場合は0.85%となりますが、それでも十分高金利といえます。
4. 東京スター銀行:新規1.0%、既存0.8%
東京スター銀行の定期預金は、新規口座開設者が1.0%、既存ユーザーが0.8%となっています。普通預金の優遇金利とあわせて活用すれば、より高い利息を狙えるでしょう。
5. SBI新生銀行:新規0.885%、既存0.8%
SBI新生銀行では、新規限定で0.885%という微妙な数値の利率が設定されているキャンペーンもあります。既存ユーザーでも0.8%となるため、総合的に悪くない選択肢です。
6. ソニー銀行:年利0.8%
ソニー銀行の1年定期金利は0.8%です。大きなキャンペーンは実施していませんが、外貨預金や各種サービスとの組み合わせで利便性の高い銀行といえます。
7. きらやか銀行:年利0.7%
きらやか銀行(ネットバンクサービス含む)では、1年定期預金で年利0.7%を実施しています。地域密着型の銀行ではありますが、インターネット支店を通じて高金利プランに申込可能です。
8. DanDanBank:年利0.7%(要新規資金)
ダンダンバンクでは、「アプリ誕生記念第2弾キャンペーン」として、新規資金100万円以上の預け入れで年利0.7%の1年定期が利用できます。募集総額は200億円、2025年2月28日までとなっているため、早めの申し込みがおすすめです。
2025年2月の1年未満定期預金(金利)ランキング
1年未満の短期定期預金では、3カ月ものなどで思わぬ高金利が設定されていることがあります。資金を短期間だけロックして、普通預金より高い利息を狙いたい方は必見です。
1. イオン銀行:1カ月もの最大年利3.0%
イオン銀行では、「新規口座開設&イオン銀行Myステージの条件達成」など複合条件により、1カ月もの定期で年利3.0%という破格のキャンペーンを実施することがあります。時期によってキャンペーンが変動するため、公式サイトや最新情報をチェックしてください。
2. 大和ネクスト銀行:3カ月もので3.0%(新規限定)
大和ネクスト証券と同時に口座を開設すると、口座開設日から90日間限定で3カ月定期が3.0%となるキャンペーンを実施中です。
- キャンペーン終了:2025年3月31日まで
- 最低預け入れ額:10万円、上限100万円
証券取引を行う予定がある方は、資金の一部を活用して定期預金に回すのも良いでしょう。
3. あおぞら銀行:3カ月もので1.5%
あおぞら銀行では、3カ月定期に1.5%の特別金利を設定しています。普通預金が0.35%という高水準であるうえ、短期でもまとまった利息を得られます。
4. SBJ銀行:3カ月〜6カ月で1.2%
SBJ銀行の3カ月〜6カ月定期は1.2%となっています。1年定期の1.3%(スポーツ選手応援定期預金2025)に比べれば若干低いですが、短期間でまとまった利息を狙いたい方には魅力的です。
5. SBI新生銀行:3カ月〜6カ月で1.2%
SBI新生銀行でも、3カ月〜6カ月にわたって1.2%の金利を提供中。資金ロックが短期間のため、急な出費にも対応しやすいメリットがあります。
6. 東京スター銀行:3カ月〜6カ月で1.0%
東京スター銀行の短期定期は、期間中に資金を追加で預けられるタイプのプランなども用意されています。普通預金金利の優遇と合わせて検討することで、銀行全体の利回りを底上げできます。
7. au自分銀行:3カ月〜6カ月で1.0%
au自分銀行でも、3カ月〜6カ月の短期定期で1.0%が適用されるキャンペーンがあります。auをメインで利用している方は、普通預金とあわせて積極的に活用するとよいでしょう。
8. オリックス銀行:6カ月もので1.0%
オリックス銀行の6カ月定期は、1.0%の金利が提供されることが多いです。お試しで預けたい方や、将来的に資産を動かす予定がある方には適度なロック期間といえるでしょう。
ネット銀行を選ぶ際にチェックしたいポイント
高金利だけでなく、利便性・安全性・自分のライフスタイルとの相性を総合的に考慮して銀行を選ぶことが大切です。ここでは主なチェックポイントを挙げます。
- 金利が適用される条件の有無
- 給与受取や投資信託保有が必須となる場合も
- 有料のプレミアム会員サービスを必要とするケース
- 預け入れ上限額
- 上限金額を超えた分の金利が下がる銀行もある
- 大きな資産を預けたいなら、上限なしの銀行が有利
- キャンペーン期間・募集総額
- 定期預金キャンペーンは期間限定・先着順が多い
- 募集総額に達すると早期終了することも
- ATM・振込手数料の無料回数
- 生活の中でATMや他行振込をどれだけ利用するか
- スマホアプリで手軽に取引ができるか
- 連携サービスの有無
- 証券会社との連携(マネーブリッジなど)で金利UP
- ポイントサービス(auポイント、楽天ポイントなど)
上記を踏まえ、自分の使い方に合った銀行を選ぶことで、よりお得に資産を運用できるようになります。
まとめ
2025年2月時点のネット銀行による「預金金利ランキング」をご紹介しました。普通預金では年利0.5~0.6%を狙える銀行が複数存在し、1年定期では1.0~1.3%も期待できます。さらに、3カ月定期で3.0%のような驚きのキャンペーンを実施している銀行もあるため、こまめに最新情報をチェックすることが大切です。
- 短期・長期の定期預金を組み合わせる
- 普通預金で高金利を得つつ、必要なときに引き出しやすい体制を整える
- 複数のネット銀行を併用して、それぞれの得意分野を活かす
こうした工夫によって、無駄なく高い利回りを確保できるようになります。金利は時期やキャンペーンによって頻繁に変動しますので、公式サイトをチェックしながら最適なタイミングを逃さないようにしましょう。
引用・参照先リンク
- 金融庁公式サイト(銀行法や金融商品に関する公的情報を確認できます)
- 各銀行公式サイト(東京スター銀行、島根銀行、au自分銀行、あおぞら銀行、SBI新生銀行、楽天銀行など)
免責事項
- 本記事は、2025年2月時点の情報をもとに執筆しています。金利やキャンペーン内容は金融機関の都合により予告なく変更・終了する場合がありますので、ご利用前に必ず各銀行の公式サイトで最新情報をご確認ください。
- 記事内の金利・商品に関する情報は一般的な参考情報であり、投資助言や勧誘を目的としたものではありません。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
- 各種手数料や税制、金融商品取引法などの法令に関しては、専門家や公式機関にご相談いただくことを推奨いたします。