【2025年2月最新】1%以上の高金利定期預金ランキング!今注目のUI銀行・東京スター銀行・SBJ銀行などを徹底解説

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銀行

1%以上の高金利
定期預金ランキング!

 こんにちは。元IT大手上場企業の財務経理幹部としてキャリアを積み、現在は「エンジョイ経理編集長」を務めている筆者です。今回は2025年2月時点で「1%以上」の金利が得られる1年もの定期預金にフォーカスして、その魅力や注意点を詳細に解説いたします。いまだに続く低金利が長期化しているなか、ここ最近はネット銀行や地銀を中心に1%台の定期預金キャンペーンが続々と登場しており、まさに「今がチャンス」な状況です。

 一方で、キャンペーン金利には新規口座開設者限定預入可能期間が短いなど、細かい制限がつくことが多く、条件をしっかり把握しないと「思っていたほど金利がつかなかった」という落とし穴もあります。本記事では、1%超えの定期預金を提供する銀行5行についての最新情報をまとめ、どんな人におすすめか、どこに気をつけるべきかをわかりやすくご紹介していきます。最後には免責事項も掲載しますので、投資判断や契約の際には必ずご参照ください。


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1.1%以上の1年もの定期預金の最新動向(2025年2月)

 2025年2月現在、国内金利は依然として低水準ながら、ここ数年の世界的な金利上昇基調やインフレ懸念などを受け、国内の銀行も定期預金金利をじわじわと引き上げる傾向が見られます。特にネット銀行や一部の地方銀行(地銀)は新規顧客獲得のために、従来では考えられないほどの高金利(1%台)を提示しているのが特徴です。

 1年もの定期預金は、比較的短期かつリスクが低い(元本保証・中途解約のペナルティはあるものの、減額はしない)運用商品として根強い人気を誇ります。満期後は金利情勢に合わせて再度定期預金を組みなおせるため、金利が上昇局面であれば1年ごとに有利な金利を狙うことも可能なのです。

 とはいえ、高金利が適用されるのはあくまでキャンペーンの条件を満たした場合に限るのが一般的。最低預入額や新規口座開設期間など、銀行によって条件はまちまちです。本記事では、2025年2月時点で年1%以上を提示している以下の5行に注目していきます。


2.1%超えを提供する注目の銀行5行

  1. UI銀行(東京きらぼしフィナンシャルグループ)
    • キャンペーン金利:1.10%
    • 新規口座開設者限定、預入金額10万円以上
    • キャンペーン期間:2025年3月31日まで
  2. 東京スター銀行(スターワン口座)
    • キャンペーン金利:1.00%(50万円以上)
    • 新規口座開設日から翌々月末日までの預入
    • 終了時期未定(変更の可能性あり)
  3. オリックス銀行(eダイレクト定期預金)
    • キャンペーン金利:1.00%(100万円以上1000万円以下)
    • 新規口座開設日から翌々月末日までに預け入れ
    • 終了時期未定(変更の可能性あり)
  4. SBJ銀行(スポーツ選手応援定期預金2025)
    • 基準金利:1.00%
    • +α:ゴルファー宋永漢選手の成績(優勝0.3%上乗せ/準優勝0.1%上乗せ)
    • キャンペーン期間:2025年4月30日まで(募集総額1000億円に達し次第終了)
  5. auじぶん銀行(冬の1年もの特別金利+円預金増やして優遇キャンペーン)
    • 表示金利:最大1.00%(0.85%+現金特典0.15%)
    • 2025年2月28日まで
    • 1万円以上からOK(特典②を満たすと実質1.00%)

 上記の通り、1行だけ頭ひとつ抜けているのがUI銀行の1.10%。ほかの4行は原則1.00%が最大金利です。次章では、それぞれの銀行の特徴や注意点をより深堀りしていきましょう。


3.1位:UI銀行(東京きらぼしフィナンシャルグループ)の魅力と注意点

 UI銀行は、東京きらぼしフィナンシャルグループ(地銀系)のネット銀行として誕生し、積極的なキャンペーンを展開していることで注目されています。2025年2月時点で確認できる1年もの定期預金金利では最上位の1.10%という高水準を掲げています。

▼UI銀行の魅力

  1. 1.10%という破格の金利
    新規口座開設者限定とはいえ、現行では業界最高水準。わずか10万円からでも1.10%が適用される点は大きな魅力です。
  2. 預入ハードルが低い
    最低預入金額が10万円という設定は、他行が50万円や100万円とする中、かなりハードルが下がっています。大きな資金を用意しなくても高金利を享受しやすいのはメリット。
  3. 地銀系の安心感
    東京きらぼしFGの傘下ということで、ネット銀行ながらバックボーンに地域金融機関の実績がある点は信用面でプラス要素。

▼UI銀行の注意点

  1. キャンペーン終了が2025年3月31日
    この日を過ぎると金利条件が変わる可能性が高いです。早めの口座開設と預入が必要となります。
  2. 中途解約金利の下落
    満期前に解約すると、当然ながら金利は激減し、利息がほとんどつかない状態になる場合があるので要注意。資金を1年間寝かせられるか事前に再確認しましょう。

4.2位グループ:東京スター銀行・オリックス銀行・SBJ銀行の特徴比較

 金利1.00%で並ぶ、東京スター銀行・オリックス銀行・SBJ銀行はそれぞれ個性的なキャンペーンを展開しています。以下で各行のポイントをまとめます。

4-1.東京スター銀行(スターワン口座)

魅力ポイント

  • 50万円以上で1.00%適用
  • 新規口座開設から翌々月末日までが対象期間
  • 独自の預金連動型ローンなど、銀行サービスが豊富

注意点

  • 口座開設後、短期間でまとまった資金を用意する必要がある
  • 50万円未満だと1.00%が適用されない
  • 店舗の実店舗網は大手銀行ほど多くない

4-2.オリックス銀行(eダイレクト定期預金)

魅力ポイント

  • 新規口座開設日から翌々月末日までに、100万円以上1000万円以下で1.00%
  • ネット専業の中でも安定的な運営実績があり、システム・サポートも評価が高い
  • オリックスグループの多角的金融サービスを利用可能

注意点

  • 最低預入額が100万円と高めの設定
  • 1000万円超の部分にはキャンペーン金利は適用されない
  • キャンペーン適用期間が過ぎると通常金利に戻るため、早急な資金移動が必須

4-3.SBJ銀行(スポーツ選手応援定期預金2025)

魅力ポイント

  • 基準金利1.00%に加え、ゴルフ大会での優勝→+0.3%準優勝→+0.1%の上乗せがある
  • 最大1.30%という「夢のある」金利が魅力
  • キャンペーンは2025年4月30日までだが、募集総額1000億円に達し次第終了

注意点

  • 優勝や準優勝が確定しなければ上乗せなし(1.00%止まり)
  • 早期に募集が終わるリスクもある
  • 金利を確実に上げたい人にはややギャンブル性がある点に注意

5.番外:auじぶん銀行(実質1.00%達成のカラクリ)

 今回、番外としてauじぶん銀行を取り上げます。なぜ“番外”かというと、表面金利は0.85%(特典①)がメインで、増えた預金残高を定期に預けると0.15%相当を現金プレゼントする仕組みなので、「実質」1.00%になるからです。

▼キャンペーン概要

  • 特典①:0.85%の特別金利
    1万円以上で設定OK。2025年2月28日までに預ける必要がある。
  • 特典②:0.15%相当の現金プレゼント
    振込やATM入金などで増加した円預金残高を、定期預金としてセットすると適用。後日、現金がキャッシュバックされる。

▼注意点

  • 0.85%だけで満足して預けてしまうと、実質1.00%にはならない。
  • 特典②の適用にはキャンペーン条件をしっかり満たす必要がある。
  • キャンペーン締切(2025年2月28日)が近いので短期間での対応が必要

 しかし、スマホやネットで簡単に扱えるうえ、KDDI・三菱UFJ銀行系の基盤があるため、利便性を重視する方には検討に値する存在でしょう。


6.1年もの定期預金を選ぶ際の4つの重要ポイント

 ここまで各銀行の具体的な金利・条件を見てきましたが、1年もの定期預金を選ぶときには以下の4つの観点がとても重要です。

  1. 最低預入金額や新規限定などの条件
    • UI銀行は10万円からOK
    • 東京スター銀行は50万円以上
    • オリックス銀行は100万円以上
    • SBJ銀行は最低預入額に特筆した制限はないが、募集総額に注意
    • auじぶん銀行は1万円以上だが、特典②の適用条件が少し複雑
  2. 資金を1年間ロックして問題ないか
    • 満期前解約時のペナルティ金利は非常に低く設定されることが多い
    • 予定外の出費があると金利の恩恵を受けられなくなるので、余裕資金で行うのが鉄則
  3. キャンペーンの終了時期や早期終了リスク
    • UI銀行は3月末、SBJ銀行は4月末 or 総額終了で打ち切り
    • auじぶん銀行は2月末までなど、タイミングがシビアなケースが多い
  4. 複数銀行をうまく活用
    • 資産がまとまっている方は、1,000万円超分は別銀行に分散する
    • 預金保険制度の範囲内(1金融機関あたり元本1,000万円+利息)でより安心感を高める

 「自分にとっての最適解」は、運用目的や預入予定額、使用予定の時期によって大きく変わるという点をおさえておきましょう。


7.上手な資産運用:定期預金+αの視点

 定期預金は安全性が高い一方、インフレ時代には預金の価値が実質的に目減りしてしまう懸念もあります。そこで、定期預金+αの考え方を持つことが大切です。

  1. まずは生活防衛資金を確保
    • 少なくとも数カ月分の生活費を普通預金などに確保し、急な出費に備える
    • その上で余裕資金を定期預金や投資へ振り向けるのが無理のない運用方法
  2. 分散投資の一環として定期預金を利用
    • 株式投資や投資信託、債券などに一部資金を回しつつ、リスクの低い定期預金でポートフォリオを安定化させる
    • 特に高齢者や、リスク許容度の低い方にとっては重要な選択肢
  3. インフレに強い商品との組み合わせ
    • 物価連動国債やインフレヘッジができる海外ETFなど、インフレ対応が期待できる商品を一部保有する戦略も
    • ただし、投資商品にはリスクが伴うので、リスク許容度を考慮した上で検討

 結局は、定期預金だけに資産を集中すると、経済状況によっては損失こそ出ないものの、実質的な購買力が下がる可能性も否定できません。逆にすべてを投資に回すのもリスク過多になる場合があります。バランスを取りながら運用していくのが王道といえるでしょう。


8.まとめ:自分に合う高金利定期を選ぶ秘訣

 2025年2月現在、1%以上の金利を提供している定期預金は決して少なくありません。特にUI銀行の1.10%は注目度が高く、「とにかく今すぐ高い金利を確保したい」という方にとっては魅力的な選択肢です。以下、改めて重要なポイントを整理します。

  • UI銀行(1.10%)
    • 10万円以上でOK、期間は2025年3月31日まで。
    • 新規口座開設者限定で、満期前解約は金利が下がる。
  • 東京スター銀行 / オリックス銀行 / SBJ銀行(1.00%)
    • 東京スター銀行:50万円以上、新規口座開設~翌々月末日まで
    • オリックス銀行:100万円以上、同じく新規開設から翌々月末日まで
    • SBJ銀行:1.00%+優勝等で最大1.30%、2025年4月30日まで or 募集総額終了まで
  • auじぶん銀行(実質1.00%)
    • 表面は**0.85%**だが、条件達成で0.15%相当を現金特典
    • 最低1万円から、期間は2025年2月28日まで

 「自分がどれだけの資金を、いつまでなら動かせないか」を考慮して、最適な銀行やキャンペーンを選んでください。金利が同じ1.00%でも、最低預入額やキャンペーン期間など、細かい条件が異なるので、必ず公式サイトやパンフレットで最新情報を再確認しましょう。

 また、いずれの定期預金も満期前解約には大きなデメリットがあるため、本当に使わない余裕資金で取り組むことが肝要です。複数の銀行を駆使し、預金保険制度の範囲内(1,000万円+利息)に分散していけば、安全性と利回りのバランスを取りやすくなります。

 最後に、定期預金だけでなく、投資信託や株式投資との組み合わせによって、より効率的な資産形成を図ることも選択肢のひとつです。1%台の金利を有効に活用しつつ、将来のインフレにも備えるという視点を持つのが、これからの時代の賢いお金の増やし方といえるでしょう。


9.免責事項

  • 本記事は、2025年2月時点の情報をもとに作成しています。各銀行の商品内容や金利、キャンペーン条件などは予告なく変更される可能性があります。必ず最新情報を銀行の公式サイトや窓口でご確認のうえ、ご自身の判断と責任でお申し込みください。
  • 定期預金は元本保証される商品ですが、中途解約時の金利は大幅に下がる場合があります。いかなる理由であっても、本記事の情報を利用して生じたいかなる損害に対しても、筆者および関係者は一切の責任を負いかねます
  • 本記事は特定の金融商品や金融機関を推奨・勧誘するものではありません。ご自身の資金状況やライフプラン、リスク許容度などを十分に考慮して、必要に応じて専門家に相談したうえで最終的なご判断を行ってください。

(執筆者紹介)

 元IT大手上場企業で長年にわたり財務経理の要職を務め、現在は「エンジョイ経理編集長」として一般の方にもわかりやすい金融・経済情報を発信中。銀行の最新キャンペーンや投資の基礎知識、節税対策など、多方面から皆さまの資産形成をサポートする記事をお届けしています。今後も高金利情報は随時アップデートしていきますので、ぜひブックマークしてお役立てください。


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