【監査難民を救済】日本の上場企業の監査を行っている主要な監査法人のリスト

IPO・上場準備

上場企業の監査を行っている

主要な監査法人のリスト

日本において、上場企業の財務情報が正確かつ信頼できるものであることを保証するために、監査法人の役割は極めて重要です。上場企業の財務諸表は、投資家や株主が企業の業績を評価し、投資判断を行うための基礎となるため、これらの情報の信頼性を確保することは非常に重要です。本記事では、上場企業を監査する主要な監査法人の一覧を紹介し、それぞれの監査法人が果たしている役割について解説します。

監査法人の役割とは?

監査法人は、企業の財務諸表が公正かつ適切に作成されているかを確認する独立した第三者機関です。上場企業は、投資家保護や市場の信頼性を維持するため、毎期ごとに外部の監査法人による監査を受けることが法律で義務付けられています。監査法人は、企業の財務諸表が会計基準に準拠していることを確認し、これを証明する「監査報告書」を作成します。

上場企業の監査を行っている主要な監査法人リスト

監査法人ランキング

上場会社クライアント数別監査法人一覧

順位 名称 上場企業クライアント数 シェア(%) 常勤監査従事者数(人) 非常勤監査従事者数(人)
1EY新日本有限責任監査法人76319.55,420224
2有限責任監査法人トーマツ74919.17,90043
3有限責任あずさ監査法人62516.06,234187
4太陽有限責任監査法人3388.6949247
5PwC Japan有限責任監査法人2005.13,41674
6仰星監査法人1152.9274107
7東陽監査法人792.024679
8三優監査法人761.927627
9アーク有限責任監査法人581.516026
10監査法人アヴァンティア370.912853
10監査法人A&Aパートナーズ370.98132
12ひびき監査法人280.731123
13RSM清和監査法人260.710439
13監査法人アリア260.73213
15Mooreみらい監査法人250.68338
16海南監査法人240.618123
17かなで監査法人230.69233
17監査法人東海会計社230.622111
19アスカ監査法人200.53311
20ふじみ監査法人190.55188
20UHY東京監査法人190.5431
22監査法人日本橋事務所180.55019
22監査法人ハイビスカス180.53150
24史彩監査法人150.43225
24協立監査法人150.41929
26八重洲監査法人130.36511
26東邦監査法人130.33926
26かがやき監査法人130.31661
29五十鈴監査法人120.33113
29清稜監査法人120.32961
29フロンティア監査法人120.31324
29保森監査法人120.31328
33赤坂有限責任監査法人110.34727
33清陽監査法人110.33937
33應和監査法人110.33415
33桜橋監査法人110.3186
33監査法人和宏事務所110.3723
38監査法人FRIQ100.33951
38栄監査法人100.32314
38新宿監査法人100.31418
38興亜監査法人100.31336
42Mazars有限責任監査法人90.28446
42井上監査法人90.2223
42監査法人銀河90.22234
42KDA監査法人90.21312
42みおぎ監査法人90.2837
42城南監査法人90.2714
48新創監査法人80.24033
48HLB Meisei有限責任監査法人80.2330
48監査法人やまぶき80.22421
48東光監査法人80.21346
48有限責任大有監査法人80.21225
53OAG監査法人70.23231
53和泉監査法人70.22131
53清明監査法人70.22121
53シンシア監査法人70.21516
53普賢監査法人70.2624
58ESネクスト有限責任監査法人60.29162
58監査法人コスモス60.23650
58有限責任パートナーズ綜合監査法人60.23532
58清友監査法人60.23114
58晄和監査法人60.2186
58あると築地有限責任監査法人60.21826
58ゼロス有限責任監査法人60.2105
58爽監査法人60.2822
58監査法人まほろば60.2718
67如水監査法人50.1180
67永和監査法人50.11823
67あかり監査法人50.11520
67オリエント監査法人50.11438
67芙蓉監査法人50.1117
67藍監査法人50.1111
67誠栄有限責任監査法人50.11023
67そうせい監査法人50.199
67監査法人ナカチ50.1814
67双葉監査法人50.1820
77ひかり監査法人40.11661
77SCS国際有限責任監査法人40.11216
77明星監査法人40.1100
77晴磐監査法人40.1915
77フェイス監査法人40.1813
77やまと監査法人40.1710
77清流監査法人40.1711
77アルファ監査法人40.1511
77大瀧公認会計士事務所40.133
77柴田公認会計士事務所40.136
87四谷監査法人30.1207
87ネクサス監査法人30.11812
87監査法人グラヴィタス30.11714
87虎ノ門有限責任監査法人30.11116
87千葉第一監査法人30.11122
87監査法人シドー30.190
87監査法人アンビシャス30.1811
87えひめ有限責任監査法人30.1822
87なぎさ監査法人30.189
87監査法人八雲30.1617
87有限責任中部総合監査法人30.160
87瑞輝監査法人30.155
99SK東京監査法人20.1197
99北光監査法人20.1176
99あおい監査法人20.11514
99ときわ監査法人20.11110
99協和監査法人20.11011
99監査法人薄衣佐吉事務所20.1105
99新月有限責任監査法人20.1939
99霞友有限責任監査法人20.1922
99監査法人Bloom20.1813
99ACアーネスト監査法人20.188
99監査法人かごしま会計プロフェッション20.179
99けやき監査法人20.175
99南青山監査法人20.1635
99監査法人Ks Lab.20.158
99みつば監査法人20.150
99高志監査法人20.1510
99神陽監査法人20.125
116恒栄監査法人10.099
116イースト・サン監査法人10.094
116丸の内監査法人10.0815
116明光監査法人10.087
116興誠監査法人10.074
116大手前監査法人10.078
116Amaterasu有限責任監査法人10.070
116監査法人アイ・ピー・オー10.0716
116グローリー監査法人10.079
116監査法人ラットランド10.064
116監査法人不二会計事務所10.063
116監査法人京立志10.0610
116暁監査法人10.058
116監査法人クレア10.050
116監査法人ウィズ10.055
116ながの公認会計士共同事務所10.042

監査法人の選定基準

企業が監査法人を選定する際には、いくつかの重要な基準が考慮されます。その中でも特に重要なのは以下の点です。

  1. 経験と実績: 大手企業の監査を長年にわたって行っている監査法人は、その経験とノウハウが豊富です。特に、業界特有のリスクや課題に精通しているかどうかが重要です。
  2. サービスの幅広さ: 監査法人が提供するサービスは、単なる監査にとどまらず、リスクマネジメントや内部統制のアドバイスなど、多岐にわたります。企業の成長戦略に合致したサービスを提供できるかどうかが、選定のポイントとなります。
  3. 独立性と信頼性: 監査法人の独立性は、信頼性の基盤です。企業と監査法人の関係が密接すぎる場合、監査の客観性が損なわれるリスクがあります。したがって、監査法人の独立性が確保されているかどうかも、選定時には注意が必要です。

まとめ

上場企業にとって、監査法人の選定は極めて重要な意思決定です。適切な監査法人を選ぶことで、企業の信頼性を高め、市場での地位を強化することができます。本記事で紹介した監査法人のリストは、企業の監査パートナー選びの一助となるでしょう。

また、今後は企業の監査ニーズが多様化する中で、監査法人もそのサービスの質をさらに高めることが求められます。適切な監査を受けることで、企業はさらなる成長を遂げることができるでしょう。

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